


人事グループ 藤田 彩加 様
グローバル化の進展に伴い、多くの企業で社員の英語力向上が求められています。株式会社LegalOn Technologies様でも、以前は語学スクール通学支援などを行っていましたが、利用者が一部に限られ、継続率にも課題を抱えていました。
「もっと多くの社員が、気軽に、そして日常的に英語を学べる環境をつくりたい」----そうした想いから導入されたのが、AI英会話アプリ「スピークバディ」です。
本記事では、人事グループ 藤田様に、導入の背景や決め手、そして具体的な成果と今後の展望について伺いました。同じ課題を抱えるご担当者様にとって、自社の取り組みを見直すヒントになるはずです。
導入背景
補助制度だけでは限界が。
──“全員が続けられる”学びを求めて

—スピークバディの導入背景を教えてください。
当社ではもともと、英語を学びたい社員を金銭的に支援する制度を設けていました。しかし、英会話スクールやオンライン英会話は費用や時間の負担が大きく、実際に利用する社員は限られており、社員400〜600名を対象に広く支援するには課題を感じていました。
一方で、当社はグローバル展開を加速させており、海外拠点との連携やエンジニア間のコミュニケーションにおいて、英語は不可欠なスキルです。しかし、「英語を学びたい気持ちはあるもののハードルが高い」と感じて二の足を踏む社員も少なくありませんでした。だからこそ、誰もが日常的に英語学習を続けられる仕組みが必要だと考えていました。
そこで、社員が気軽に取り組める学習手段として、アプリで簡単に学べるAI英会話『スピークバディ』に注目し、英語学習支援制度の新しい形として導入しました。
スピークバディ導入の決め手
“AI相手だから、気軽に始められる”が最大の強み
──AI英会話アプリ学習の魅力
—様々ある英語学習サービスのなかから「スピークバディ」を選んでいただいた決め手を教えてください。
導入にあたっては、他の英会話サービスも比較検討しました。実際にいくつかのサービスを利用してみたのですが「コスト」「英語初心者に対する学習方法」「法人プランの有無」といった点で当社のニーズに合わず、見送りとなったサービスもありました。当時(2023年)はAIによる学習への信頼性に不安の声がなかったわけではありません。しかし、実際に利用してみると「AI相だからこその心理的負担の少なさ」が最大の決め手となり、導入を決断しました。
オンライン英会話やスクールの場合、講師との日程調整や事前準備が必要となります。その点、アプリであれば、「上手く話せなくても、まずやってみよう」と気軽に始められる。スマートフォンさえあれば、場所や時間を選ばず学習できる自由度の高さも、全社員に広く機会を提供する上で大きな魅力でした。結果として、初心者から上級者まで、社員一人ひとりが自分のペースで継続的に学べる仕組みを実現できました。
導入の効果・成果
英語学習を習慣化し、英語を話す文化が社内に芽生えた
導入から3年が経ち、着実に効果を感じるようになってきました。まず大きな変化は、社員の学習が「習慣化」してきたことです。当社では受講者に、「毎日10〜15分学習する」というルールを設け、月に24レッスンの受講を目標としています。導入当初は約20%だった目標達成率が、継続的な声掛けやサポートを行った結果、現在では倍以上に向上しました。
さらに、定量的な効果も確認できています。1年継続した社員の37%がCEFRのレベルを1段階以上アップしており、さらに1年半継続した社員ではその割合が57%に達します。さらに、継続者の中からはCEFRでB1レベル以上に到達する社員も出ています。
また、英語を日常業務であまり使わない社員にも学習の機会を提供できたことは、大きな成果でした。業務で英語が必要な社員だけではなく、「久しぶりに英語を学び直したい」「将来に備えたい」と考える社員も積極的に参加しており、英語を“自分ごと”として捉える文化が根づきつつあります。
社内では、英語で会話するランチイベント「Global Lunch」も定期開催されています。毎回30〜40名程が参加し、四半期に1度のペースで実施しています。
参加者からは「英語初心者でも上級者がリードしてくれるので楽しめた」「英語を通じて刺激を受け、自分も英語学習を頑張ろうと思えた」などの声が寄せられています。
こうした取り組みが、英語を話すことが自然な文化づくりにつながっていると考えています。
社内浸透の工夫
Slackでの発信と個別フォローで“学び続けられる仕組み”を構築
スピークバディの導入を、単なる福利厚生で終わらせないため、社内浸透に向けた工夫を重ねてきました。まず、利用者向けの専用Slackチャンネルを開設し、学習のヒントや新機能のお知らせを定期的に発信しています。例えば、「お気に入り機能の使い方」や「ヒアリング力を向上させるコツ」などを紹介した際には、社員から「こういう情報が欲しかった」といった声が寄せられ、利用促進につながりました。
さらに、人事部からの能動的なサポートも重視しています。毎月、各社員の学習状況を確認し、学習量が十分でない場合は個別に声をかけ、目標を達成した社員には称賛のメッセージを送っています。大人であっても、「きちんと見てもらえている」という感覚が、学習継続のモチベーションにつながっていると実感しています。
加えて、特に熱心に活用している社員を「ロールモデル」として紹介し、周囲への良い影響を広げる取り組みも行っています。例えば、チームで積極的に学習を続けている社員が後輩に利用を勧めるなど、 ポジティブな口コミが新たな学習者を生んでいると考えています。
今後の展望
英語力を“基礎スキル”に。全社的なレベルアップを目指して
今後は、さらに利用者数を増やし、学習量を高めることで、会社全体の英語力を底上げしていきたいと考えています。現在は人事部が中心となりサポートしていますが、将来的には社員自身が学習コミュニティを自発的に運営し、「Global Lunch」のようなイベントが実施される状態が理想です。
私自身も人事担当としてスピークバディを日々活用し、社員と一緒に学び続けています。英語力を「特別な人だけのスキル」から「誰もが身につける基礎力」へとその変化を後押しする存在として、スピークバディには今後も大きな期待を寄せています。

株式会社LegalOn Technologies
グローバル対応
自律型学習・学習文化
学習DX(英語教育のデジタル化)
導入担当部署
人事グループ
業種
IT・情報通信
従業員規模
201名以上〜1,000名以下
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