


(左)経営管理本部 人事部 人事グループ 井川 茉美 様
(右)経営管理本部 人事部 人事グループ 大平 佳樹 様
90年以上の歴史を持ち、世界中に拠点を展開している株式会社キトー。2023年に米国クロスビーグループとの経営統合をきっかけに、社員の英語力向上がこれまで以上に重要なテーマとなりました。しかし、英語を日常的に使っている社員はまだ一部に限られています。そんな中で、全社的に「英語への抵抗感」を減らし、英語をより身近に感じてもらうにはどうすればよいかが課題となりました。
こうした課題を解決するため、同社が選んだ方法のひとつがAI英会話アプリ「スピークバディ」の導入でした。本記事では、人事部の大平様と井川様に、アプリを導入した背景やその効果、社内で英語学習を広めるための工夫、さらに今後の展望についてお話を伺いました。
導入背景
グローバル化が加速―
導入の背景にあった経営統合

弊社は重量物を、持ち上げたり運んだり、固定したりする作業に欠かせない、マテリアルハンドリング機器や、クレーン構造物の設計・製造・販売・サービスを手がけ、世界各地で事業を展開しています。30年以上前から海外展開を拡大しており、現在ではアジア、北米、南米、ヨーロッパ等に拠点を構えています。しかしながら、日常的に英語で業務を行う社員はごく一部に限られている状況でした。
転機が訪れたのは2023年1月、米国クロスビーグループとの経営統合がきっかけです。これにより、本社機能はアメリカと密接に連携することとなり、日常業務で英語を使わなければならない社員が増えたことで、会社として社員全体の英語力を底上げする必要性が高まりました。
とはいえ、全社員を短期間で「英語で業務ができるレベル」まで引き上げるのは現実的ではありません。まずは「英語に触れる機会を増やす」や「抵抗感をなくす」ことを目的に、スピークバディの導入を決定しました。
スピークバディを選んだ理由
「気軽に始められる英語」―
スピークバディを選んだ理由
当初は少数選抜型で英語力向上を図りたいという方針で、英会話スクールや短期留学などを検討していましたが、負荷の高さや、一時的な効果は見込めても実践の場を常に持ち続けられる状況でなければリセットされてしまうという懸念がありました。また、経営統合をきっかけに今後どの部署でも英語を使う場面が出てくる可能性があることから、「英語に抵抗感のある人でも、気軽に挑戦してもらえる」サービスということでスピークバディを選びました。
スピークバディはAIが相手なので周囲を気にせず練習できるため、「間違えても恥ずかしくない」という安心感があり、1回15分前後で気軽に続けられる点も魅力でした。また、ストーリー仕立ての会話レッスンが自然な学習体験を生み、社員からも「楽しく続けられる」と好評です。
「始めやすいハードルの低さ」と「継続を支える仕組み」、この2点が、スピークバディを選んだ最大の理由です。
導入効果
英語学習が身近な存在に―
目に見える成果と社員の変化
導入は半年ごとのサイクルで運用しており、利用は完全に希望制ですが、製造現場や営業部門など「普段は英語を全く使わない社員」が多く参加しているのが特徴です。
中でも特に印象的だったのは、山梨にある本社工場の現場で働く社員が学習上位者にランクインしたことです。これまで英語を使う機会がほとんどなかった社員が「英語って面白い」と自発的に学び始めたことは、会社にとっても嬉しい現象でした。
さらに、社員アンケートでも「スキマ時間にできる」「ゲーム感覚で楽しい」という声が多く、英語学習が身近な習慣になりつつあります。
社内浸透の工夫
”やらされ感”をなくす
― 自主的に続けられる仕組みづくり

スピークバディをより多くの人に使ってもらい、継続的に学習を続けてもらうため、独自の目標設定制度を導入しました。半年間で「チャレンジ(60レッスン)」「パワーアップ(100レッスン)」「ブレイクスルー(120レッスン)」の3段階を設定しそれぞれ週あたりの学習ペースを可視化しています。会社視点での学習管理目的ではなく、学習者自ら目標を選択し、達成に向けて頑張ろうと自主性を持たせる工夫をしています。また、最低でも60レッスンの達成を次回継続条件とすることで、一定の学習量をこなしてもらうようにしています。
導入前にはオンライン説明会を開き、学習方法やアプリの魅力について直接説明しました。導入後は、毎月1回の進捗確認を行い、学習が遅れている社員にはリマインドメールを送るなど、無理なく学習を続けられる環境整備を行っています。
社員の学習スタイルは様々です。たとえば、出勤前に1レッスンを習慣にしている人もいれば、「レッスンを終わらせるまではお風呂に入らない」と自分なりのルールを作っている人もいます。また、寝る前に毎日コツコツ取り組む社員もおり、それぞれが自分に合った方法で英語学習を習慣化しています。
今後の展望
自発的な挑戦を後押し―
英語学習が文化になる未来へ
今後もスピークバディは「英語に触れる第一歩」として活用し続ける予定です。また、海外出張や外国人上司とのコミュニケーションが必要な社員には、個々のレベルやニーズに応じた他研修との組み合わせも検討しています。これにより、段階的な成長をサポートしたいと考えています。
最近では、山梨工場の社員から「1ヶ月後に海外出張が決まったのだけど、今からスピークバディ利用できる?」という問い合わせがありました。英語を学び始める入り口として、スピークバディが認知されていること、そしてこのように現場から自発的な声が上がること自体が、大きな成果だと感じています。
私たちは、“英語ができる人だけが特別”ではなく、“誰もが英語を使ってみようと思える環境”を目指しています。AI英会話をきっかけに、社員一人ひとりが自分に合った学びの方法で成長できる。そんな英語学習が文化として根付く未来を描いています。

株式会社キトー
グローバル対応
自律型学習・学習文化
現場力強化(英語対応)
学習DX(英語教育のデジタル化)
導入担当部署
経営管理本部 人事部 人事グループ
業種
製造・メーカー
従業員規模
201名以上〜1,000名以下
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H.U.グループホールディングス株式会社
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